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【ピラティスex】アーティキュレーションショルダーブリッジについて考察。

 
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愛媛松山市の理学療法士。病院に行かない文化を作り、健康に関するリテラシーを高めることをコンセプトに、痛み・スポーツ障害・姿勢改善・動作改善のコンディショニングを行なっています。一般向け・セラピスト向けに日常生活や臨床に役立つ身体に関する健康情報などを配信しています。詳しくはプロフィールまで…
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今回は、ピラティスのエクササイズのコツについて。

アーティキュレーションショルダーブリッジ。

 

臨床の場面でもブリッジ動作を評価にも運動療法として利用する場面ば多いと思います。

自分自身も評価でも、運動療法においても修正を加えながら使うことが多く、症例や症状にもよりますが、ほぼ毎日に近いくらい活用しているエクササイズの1つだと思います。

 

今回は、このアーティキュレーションショルダーブリッジのコツについて解説します。

 

ブリッジ動作の運動要素

  • 肩関節伸展
  • 脊柱ニュートラル
  • 股関節伸展
  • 股関節内外旋中間位
  • 膝関節屈曲
  • 足関節軽度背屈位

 

基本的なブリッジ運動の下肢や体幹の位置関係は上記の通りになります。

この基本的な状態から目的に合わせて関節の位置を調整しながらエクササイズすると効果的なトレーニングになり、バリエーションを広げることができます。

そして、ブリッジ動作をした時に、上記の運動要素が見られない場合、機能不全や代償動作が出た状態でのブリッジ運動となるため基本状態を知っておくことは必要です。

 

ブリッジ動作の運動ポイントを動画解説

動画でポイントを解説しているのでご覧下さい↑↑

 

  • 骨盤後傾コントロール
  • 腹斜筋群の活動
  • 広背筋の柔軟性
  • 腹直筋で腹部を引き込まない
  • 腰椎伸展で持ち上げない
  • 膝関節屈曲角度
  • 股関節内転・外転
  • 股関節内外旋

 

上記のようなポイントを気を付けてアプローチが必要です。

やっていて感じるのは、骨盤のモーターコントロールと脊柱のニュートラルポジションが自分でコントロール出来ることがかなら重要になってきて、実際に脊柱と骨盤のコントロールが出来ず自分の身体がどうなっているのかよく分からない人が非常に多いのが現状なので、ポイントは、脊柱と骨盤のコントロールが出来ることがまず大事だと思います。

 

ブリッジ運動をする際に、背部の筋群も常時使用しますが、多くの人は、背部を過剰に使用してしまい、ハムストリングスや臀筋群の収縮を感じられない人が多いです。

本人に意識を向けてもらうことも必要になってきますが、代償を見分ける力や弱化している部分や短縮している部分も動作分析や実際のアライメント評価などによって判断することが大切です。

 

臨床で多いブリッジ動作の代償

 

  • 腰椎伸展で持ち上げる
  • 骨盤前傾で持ち上げる
  • 胸椎の伸展が入らない
  • 胸郭の前方突出
  • 股関節内外旋
  • 足趾の屈曲
  • 足関節の内外反
  • 肩関節過剰伸展

 

このような代償動作が出やすいです。

 

自分の経験上ですが…

臀筋群やハムストリングスを股関節伸展運動で作っていきたいためブリッジ運動を行うことがありますが、臀筋群やハムストリングスを立位姿勢や歩行などの動作時に使う習慣がなかったり、機能不全がそもそも生じている人は、ブリッジ運動を繰り返しても、背部にしか効かない人が多いです。

そのような状態でアーティキュレーションショルダーブリッジのエクササイズを行なってもあまり効果がみられなかったり、エクササイズの方法が間違っているので誤ったトレーニングになっています。

 

このようなケースは…

ブリッジ運動を行うのではなく、動作を分解してトレーニングしていくことから始めるべきです。

 

  1. 骨盤前後傾のモーターコントロール
  2. コアを効かせた状態のキープ
  3. 股関節の純粋な伸展運動

 

などなど…

動作を分解してトレーニングする。

 

それが出来るようになれば、アーティキュレーションショルダーブリッジを行う。

特に、コアが効かない状態でブリッジ運動を何回しても、腰椎伸展で代償することが多いため、まずは体幹部の安定性やモーターコントロールができるエクササイズが必要になるケースが多いと思います。

もちろん、ブリッジ動作の中で修正していくのも運動療法の1つですが、このアプローチ方法は人によって変えていくことが必要になってきます。

 

ブリッジ運動が出来ない理由で多い機能障害

 

  • 胸筋群の柔軟性低下
  • 背部筋群の筋力低下
  • 大腿直筋の短縮
  • 腸腰筋の短縮
  • 大臀筋の筋力低下
  • 外側広筋、ITBの柔軟性低下
  • TFLの過剰収縮
  • ハムストリングスの筋力低下
  • 膝関節屈曲制限
  • 足関節背屈制限
  • 腹斜筋群の筋力低下
  • 前鋸筋の筋力低下
  • 広背筋の柔軟性低下
  • 腰方形筋の柔軟性低下
  • 脊柱起立筋、腰部多裂筋の柔軟性低下

 

などなど…

色々あげれば考えられる原因は出てきます。

 

ブリッジ運動は、動作の評価にも使え、トレーニングに使えるエクサササイズの1つです。

ブリッジ動作から考えられる機能障害を考えて評価して、修正していくことが必要になってきます。

 

まとめ

 

今回は、臨床でよく使うブリッジ動作について解説しました。

ブリッジ動作という簡単な動作ですが、しっかり代償を見抜いた状態でトレーニングすればとても効果的なトレーニングになります。

 

また、別の運動療法の方法も今後紹介していこうと思うので参考にしてもらえればと思います。

 

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