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トリガーポイントの全てを解説。トリガーポイントはイヤホンに例えて考えると初心者でも簡単に理解できる!

 
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愛媛松山市の理学療法士。病院に行かない文化を作り、健康に関するリテラシーを高めることをコンセプトに、痛み・スポーツ障害・姿勢改善・動作改善のコンディショニングを行なっています。一般向け・セラピスト向けに日常生活や臨床に役立つ身体に関する健康情報などを配信しています。詳しくはプロフィールまで…
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セラピストであればトリガーポイントというワードは一度は聞いたことがあるかと思います。

今回はトリガーポイントとは何か?

そして、トリガーポイントの治療アプローチをする際のポイントまで解説させて頂きます。

トリガーポイントについて知っている人も初めて聞く人も勉強になる内容をお伝えします。

トリガーポイントとは?

初めはトリガーポイントとは何か?
というお話をします。

超簡単に一言でトリガーポイントを説明すれば、
トリガーポイント=筋硬結

です。

筋硬結と言えば、セラピストであれば日常よく聞くワードだと思うのでイメージしやすいかと思います。

もう少し細かく説明すると、
トリガーポイントとは、骨格筋の中にある筋節が密集しすぎている場所。刺激を加えた時の反応が過敏で過緊張な状態になっているものをトリガーポイントと言います。

そして、筋節(サルコメア)が持続的に刺激を受けて、筋肉が収縮した状態から弛緩できず、収縮した状態が持続的に続くことでトリガーポイントが形成されると言われています。

トリガーポイントの症状

筋肉が収縮した状態が続くことでトリガーポイントが形成されるとお伝えしました。

では、トリガーポイントが形成されると身体にはどのような症状が起こるのでしょうか?

トリガーポイントは、常に筋肉が収縮した状態のため、まず初めに筋肉の柔軟性が無くなります。そして、それにより筋力や筋出力が低下します。また、筋肉の中にも位置覚や運動覚などの感覚受容器も存在するため、感覚受容器の感受性も悪くなってしまいます。

トリガーポイントの症状は大きく分けて4つあります。

①運動障害

もちろんですが、筋肉の柔軟性が無くなるので、筋力低下や関節可動域制限、感覚障害も出現したりするわけです。

②関連痛

これは、トリガーポイントの特徴ですが、トリガーポイントが形成されている骨格筋だけに痛みが出るわけではなく、その骨格筋と関連している場所に痛みが出たりします。つまり関係ないと思われる別の場所に症状が出るということです。

③血管や神経の圧迫

骨格筋の中にも神経や血管は多数存在しています。このトリガーポイントが形成されることで常に神経や血管を圧迫した状態が続き循環障害や痛みや痺れが出現したりします。

④自律神経の影響

脊柱や胸郭周囲の骨格筋にトリガーポイントが形成されることにより、発汗や涙の過剰分泌、鳥肌などが生じることがあると言われています。

トリガーポイントは2種類に分かれる

その2種類とは、

・潜在性トリガーポイント

・活動性トリガーポイント

この2つです。

簡単に解説します。

まずは、潜在性トリガーポイント。
潜在性トリガーポイントとは、火山が噴火していない状態。今後、痛みや痺れの原因になる可能性があるトリガーポイントのこと。人間誰でも潜在性トリガーポイントは存在していますが、押すと重たい感じや痛みが出ることもあります。

次に活動性のトリガーポイント。
活動性トリガーポイントは、火山が活動している。噴火している状態。つまり、痛みや痺れの原因にもろに関わっているトリガーポイントのことです。この活動性トリガーポイントは、潜在性トリガーポイントと違い、必ず押すと痛むという特徴があります。

動画で簡単に解説しています。
↓↓

トリガーポイントがある状態をもっと分かりやすく解説

トリガーポイントは、骨格筋にできた筋硬結ですが、筋肉を最小の単位で見た時のアクチンやミオシンなどを交えて解説したいと思います。

筋収縮の際にはアクチンとミオシンが滑走して筋収縮が生まれるわけなんですが、もしそのどこかに筋肉の硬さやコブみたいな状態になっていればどうでしょうか?

おそらくアクチンとミオシンが滑走できず、筋収縮が阻害されるのがイメージ出来ると思います。

これが、トリガーポイントが骨格筋にある状態であり、トリガーポイントがあることで運動障害が起きる原因です。

動画で解説しているのでご覧ください。
↓↓

トリガーポイントをイヤホンに例えて解説

これはめっちゃ分かりやすい自信あります。

トリガーポイントは、筋肉にコブが出来たり筋節が密集した状態です。

イヤホンが一直線になっている状態が正常な筋肉の状態。

イヤホンをポケットに入れておいた後の絡まっている状態が、トリガーポイントがある状態です。

これも、動画で分かりやすく説明しているのでご覧下さい。
↓↓

トリガーポイントの取り除き方とアプローチ方法

トリガーポイントの取り除き方です。

セラピストは筋肉が硬ければストレッチ。
みたいな感じで指導したりする人が多いですが、トリガーポイントを取り除くにはストレッチをしても全く意味がないです。

イヤホンで考えてもらえれば分かると思いますが、絡まったものを端から引っ張れば余計に絡まってしまうと思います。

そのため、治療方法を間違えることで、余計に痛みが出てしまったり、治りが遅くなってしまったりするわけです。

皆さんはイヤホンが絡まっていたらどうしますか?
普通であれば、一度たわましてから絡まっているところを解いて行くのが通常の方法だと思います。

治療やアプローチの際にもトリガーポイントを取り除いていくためにはそういった考え方が必要なんです。

ただ、トリガーポイントが出来ないようにストレッチをすることは緊張を保つことにも繋がるのでストレッチは有効ですよ。

結局、何でも使い分けが重要ということです。

動画で解説しています。
↓↓

まとめ

  1. トリガーポイント=筋硬結
  2. トリガーポイントの症状4つ
  3. トリガーポイントは2種類に分かれる
  4. トリガーポイントはイヤホンに例えると分かりやすい
  5. トリガーポイントにストレッチは無意味

今回はトリガーポイントに特化した内容をお伝えしました。

何となくトリガーポイントのこと理解できましたか?

トリガーポイントは臨床上必ずといっていいほどよく見ると思います。

そのため、ことトリガーポイントの取り除く技術や関連痛が出る場所を把握していくことの重要なことかもしれませんね。

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