人間が楽に立つ方法。足の裏のどこに体重を乗せるかで全てが決まる。

人間は2足歩行をする動物です。
そして、この2足歩行は人間の特徴であります。
でも、生活する中で膝が痛くなったり股関節が痛くなったり、変形したり。
では、なぜ関節が変形したり色んな場所が痛くなったりするのでしょうか?
今回は痛みや変形に関わる非常に重要な内容をお伝えします。
目次
2足歩行の特徴とは?
人間の特徴は2足歩行。
立ったり、歩いたり、生活する上でもほとんどの時間が2足で立って生活していることが多いと思います。
でも、人によっては痛いところが出たり、関節が変形したり。
何でこのようなことが起きるのでしょうか?
それは、
足の裏の体重を乗せる場所が悪いから。
人間が地面に接しているのは足の裏のみです。
地面にはったり、四つ這いで移動したり、ずっと寝返りを打って移動したり…
このような移動をする人は間違いなくいないと思います。
だから、足の裏のどこに体重を乗せるか次第でカラダの状態の全てが決まります。
楽に立てる。もしくは痛みが出たり関節が変形する。
楽に立てるか痛みがあるか。生活をしていく上では大きな違いがありますが、ただ足の裏の体重を乗せる位置が少し人と違っているからなんです。
足の裏の状態でカラダの全てが決まる
少し言い過ぎているような感じもするかと思いますが、これは事実です。
人間の姿勢や動きの特徴を最も表やすい部位は足です。
その人の足の形など見れば、ある程度はどんな立ち方をして歩き方をしているのか分かったりします。
カラダは全ての構造が大事ですが、
もしも、一番姿勢や動く時に大事な部分や関節は??
と聞かれると…
僕なら間違いなく足と答えます。
なぜなら、地面に接しているのは足しかないから。
足の裏のどこに体重を掛ければいいの?
ここからが本題。
じゃあ足の裏のどこに体重を乗せればいいんでしょうか?
それは、
内くるぶしから真っ直ぐ下に下ろした足裏です。
これは、足の裏の画像です。
この赤丸の部分に体重を乗せると立ったり歩いたりする時に無駄な力を使わず最小限の力で動いたり生活出来ると言われています。
じゃあ、なぜこの場所なのか?
その理由は、スネには太い骨と細い骨の2本の骨があります。
2本骨があるわけですが、太い骨と細い骨。
どちらで体重を支えたらカラダが楽だと思いますか?
まあ質問するまでもなく太い骨ですよね。
この太い骨で支えることができる場所が、
内くるぶしから真っ直ぐ下に下ろした足の裏なんです。
内くるぶしから真っ直ぐ下に下ろした場所に体重を乗せるメリット
この今お伝えした足裏に体重を乗せるメリットです。
とりあえずメリットだらけ。笑
- 筋肉の働きを最小限に抑えることができる
- 膝や股関節の痛みの予防、改善
- 綺麗な姿勢に近づく
- 関節変形の予防に繋がる
このようにカラダにとって良いことしかありません。
デメリットとしては、ほぼないですが、慣れるまで大変なことですかね。
最初は意識して体重を内くるぶしから真っ直ぐ下ろしたところに乗せる練習をしないといけないので。
無意識に出来るようになるまで多少時間が掛かることくらいです。
動画で実際に僕の足を使って体重を乗せる場所を説明しています。
↓↓
まとめ
- 関節変形したり痛み予防、改善に繋がる
- 人間の最も姿勢や動作で大事な場所は足
- 足の裏の体重を乗せる場所が大事
- スネの太い骨の下に体重を乗せる
- 足の裏の体重を乗せる位置が変わることでメリットしかない
膝が変形したり足が痛かったりするのは足の裏の体重を乗せる場所が悪いから。
例えば、
変形性膝関節症の人などは足の裏の内側じゃなくてずっと外側に体重が掛かってしまっている。
それが継続されてストレスが掛かり痛みが出たり変形が起きたりする。
今日から足の裏の体重を乗せる場所を少し工夫してみて下さい。
これを続けることで無意識で出来るようになりますし、痛みや変形予防・姿勢改善にも繋がるので是非やってみて下さい。
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