人間の生活パターンの90%は関節を曲げて生活している。関節を曲げていることのデメリットについて。

今回はタイトルの通りですが、、
人間の生活のほとんどが関節を曲げて生活しているという話をさせて頂きます。
そして、関節を曲げて生活をすることに対しての身体への影響や、
実際に日常生活でどういったことを心掛けた方が良いのかということを紹介させて頂きます。
目次
人間は関節を曲げて生活している
※詳細は動画をご覧下さい。
- デスクワークをする時
- 買い物をする時
- 料理を作る時
- 風呂に入る時
- 歯磨きをする時
- 椅子に座る時
- テレビを見る時
- 夜寝ている間
生活のどの場面をとってみても、、
関節を曲げた状態で使うことがほとんどです。
つまり、、
関節の動きで言えば伸展の動きをすることは日常あまりないということ。
関節を曲げて使い続けるデメリット
- 猫背姿勢
- 背中の筋肉が弱くなる
- 頭が前に出る
- 肩が後ろに回らなくなる
- 肘が伸びなくなる
- 脚が後ろ方法に動かなくなる
- 膝が伸びなくなる
- 足首が上がらなくなる
簡単に言えば、、
関節の動きで言えば伸展方向に動かなくなってきます。
そのため、、
高齢者など関節を曲げた状態で固まったまま動かなくなってしまっている人が非常に多いです。
40代、50代の方ですら、膝が伸びないや腕を後ろに回せないなどといった動きの制限が出ている人もよく見かけます。
人間は使わない動きは出来なくなる
これは知っていて欲しい部分。
「人間は使わない動きは出来なくなります。」
- 脚を後ろに動かしてないと動かなくなる
- 背中を丸めたままだと伸ばせなくなる
- 肘を曲げたままだと伸びなくなる
こんな感じで、、
動かさない動きはだんだんと出来なくなってきます。
だから、、
より普段からあまりしない動きに関しては、ストレッチをしたりトレーニングをしたりしてケアをしていく必要があるんです。
現代人が筋トレするべき筋肉
- 背中の筋肉
- 股関節の筋肉
この2ヶ所はしっかりトレーニングしておくべき部位です。
腹筋運動ばかりする方も多いですが、確かに腹筋を割れば見栄えは良くなるかもしれないですが、姿勢が悪くなりやすいのは腹筋を鍛えれば鍛えるほど猫背姿勢になってしまいます。
現代人は、圧倒的に背筋の方が筋力低下するので背筋をしっかりと鍛えましょう。
そして、、
下肢のコントロールとして、股関節周囲筋で行えることが理想です。
膝周りの筋肉を鍛え続ける人が多い印象ですが、下肢全体をコントロールするのは股関節周囲筋の役割が大きいので、腸腰筋や大殿筋などの股関節の筋肉をしっかりとトレーニングしましょう。
まとめ
今回は、人間の生活パターンのほとんどの時間を関節を曲げた状態で生活をしているという話をさせて頂きました。
関節を曲げる動きよりも、伸ばす動きの方が現代人は大切なため知っておいてもらえればと思います。
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