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似ているようで全然違う。肩こりと五十肩の違いをあなたは説明できますか?

 
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愛媛松山市の理学療法士。病院に行かない文化を作り、健康に関するリテラシーを高めることをコンセプトに、痛み・スポーツ障害・姿勢改善・動作改善のコンディショニングを行なっています。一般向け・セラピスト向けに日常生活や臨床に役立つ身体に関する健康情報などを配信しています。詳しくはプロフィールまで…
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肩こりと五十肩。

この違いについてあなたは説明できますか?

 

似ているようで全然違います。

 

この肩こりと五十肩の違いと見分け方、対処方法についてお伝えします。

 

 

肩こりとは?

 

肩こりというのは、

 

後頭部〜背中にかけての筋肉の緊張感や疲労感などの不快感、違和感、鈍痛などの症状のことをまとめて肩こりと言います。

 

でも、明確な定義はされていないみたいです。

 

その肩こりも2パターンに分けることができます。

原因が分かっている肩こりと原因が分からない肩こりの2パターン!!

 

まずは、原因不明な肩こり…

これは、特に肩や首に関わる病気になったこともないにも関わらず肩が凝るということ。
でも、おそらく持続的な不良姿勢が原因ではないかと言われていたりします。

 

次に原因が明らかになっている肩こり…

これは、原因がある程度分かっている肩こりです。
原因とは、頚椎疾患や胸郭出口症候群、肩関節疾患など…
また、整形外科疾患だけでなく、内科的な疾患であっても肺疾患や視力障害などによっても肩こりが引き起こされるケースがありあます。

 

このようになんらかの病気からくる肩こりも実際あります。

 

これが肩こりというもの!!

 

五十肩とは?(肩関節周囲炎)

 

次に五十肩の説明をします。

五十肩は別名、肩関節周囲炎とも言います。

 

五十肩とは…

40〜50歳代くらいに好発する肩の痛みと関節可動域制限が起こる肩関節疾患のことを五十肩(肩関節周囲炎)と言われています。

 

症状としては、

初期症状は肩が痛み始め、肩が上がらなくなったり、腕を後ろに回せなくなったりしてきます。
それと同時に、夜間寝ている時の肩の痛みや何もしてない時にも痛む安静時痛なども徐々に生じ始めます。

初期症状は肩の痛みですが、しばらく経過を見ていくと、肩の痛みは消失してきます。

 

痛みがなくなった後は、拘縮といって、肩がガチガチに固まってしまって、いろんな方向に肩を動かすことが困難になってしまいます。

痛くないけど動かせないといった感じですね…

 

でも、このガチガチに固まっている時期を過ぎると、徐々に肩が動かせるようになってきてくるのが五十肩の特徴です。

 

だから、

初めは痛くなる。

痛みは取れてくるけど肩が余計に動かせない。

痛みもなく徐々に動かせるようになってくる。

 

五十肩(肩関節周囲炎)はこのような経過を追って治癒していくのが一般的だと言われています。

 

この五十肩(肩関節周囲炎)の原因…

肩関節周囲に炎症が生じることです。
肩関節を作っている筋肉、骨、靭帯、軟骨、腱などの動きが加齢により動きにくくなることが原因だと言われています。

 

あなたたの肩関節もいろんな方向に動くと思います。

でも、歳をとることで関節の滑りや、関節の周りを覆っている組織の動きが悪くなります。

 

五十肩の治療…

五十肩は予後は良好で1年くらいで完治するケースが多いと言われています。

 

でも、ほっておいたらいいという問題ではありません。

五十肩は肩が痛かった時期、肩が全然上がらなかった時期があるわけです。

 

なので、

しっかり適度な運動や治療をしなければ肩が動かないままになってしまいます。

 

これが五十肩というもの!!

 

肩こりと五十肩の違い!!

 

上記で肩こりと五十肩(肩関節周囲炎)についてお伝えしました。

じゃあ結局違いは何??

肩こり → 筋肉のコリ・緊張

五十肩 → 肩関節の炎症

 

これが大きな違いです。

肩こりは非炎症性で五十肩は炎症性!!

 

病院などでレントゲンやMRIでも五十肩は分からないケースが多いです。

でも、炎症性のものなので血液検査の炎症反応を見る項目などで数値が上がっていることは考えられますね。

 

五十肩と肩こりの判別方法・見分け方

 

じゃあ、自分の肩の痛み、肩の重たい感じは肩こりなの?五十肩なの?

といったことになると思います。

 

見分ける方法知りたいですよね。

単純な方法をお伝えします。

 

五十肩は、肩こりに比べて関節可動域といって、自分で肩を動かせる範囲が大きく制限されます。

 

確かに、肩こりでも腕は動かしにくくなりますが、五十肩ほどの関節可動域の制限はありません。

 

五十肩の初期症状も肩に痛みが生じるため、肩こりと鑑別が難しいケースがありますが、経過を追って見ていくことも1つ大切かと思います。

 

 

肩関節周囲炎は上記でお伝えした経過をたどることが多いので…

 

まとめ

 

  1. 肩こりは筋肉の張りやコリ・緊張
  2. 肩こりにも2パターンある
  3. 五十肩は肩の炎症反応
  4. 五十肩は関節可動域が大きく制限されるのが特徴

 

簡単に説明しましたが、これが五十肩と肩こりの違いです。

 

あなたの肩のコリ、肩の重さ、肩の痛みは、

本当に全て肩こりだと言い切れますか??

 

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