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内臓筋肉反射について解説!!内臓の状態は筋肉を評価することで把握できる。

 
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愛媛松山市の理学療法士。病院に行かない文化を作り、健康に関するリテラシーを高めることをコンセプトに、痛み・スポーツ障害・姿勢改善・動作改善のコンディショニングを行なっています。一般向け・セラピスト向けに日常生活や臨床に役立つ身体に関する健康情報などを配信しています。詳しくはプロフィールまで…
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内臓の評価なんかできるわけがない…

 

そう思われる方も多いと思いますが、
実際はセラピストであっても内臓の評価をすることは可能です。

 

確かに、セラピストは手術によってカラダを切り開いてカラダの内部を診たりすることはできません。

そして、画像所見や血液データでも内臓の状態を確認することはできますが、そういった方法ではなく、徒手的に評価する方法です。

 

今回は内臓筋肉反射について解説させて頂きます。

 

 内臓を評価する理由とは??

 

セラピストは、関節や筋肉の評価は多くの方が得意としています。

しかし、内臓の状態を合わせて評価しているセラピストは多くはいないのではないでしょうか??

 

人間のカラダは筋肉と骨だけではありません。

筋肉・骨・神経・血管・頭蓋・内臓など…

多くの組織が集まった結果がカラダとして構成されています!!

 

そして、その人間のカラダの構成要素の中でも、人間のカラダの60%は水分でできています。

60%という半数以上の数字となっていますが、

 

 

その中でも、最も水分量が多い組織は内臓!!

水分量・血液量が多いということはそれだけカラダにとっては欠かせない場所ということです。

だから、内臓の状態を見ることはカラダの構成要素の特徴から考えても重要です!

 

 

そして、セラピストとしてできること。できないこと。

これははっきりさせておく必要がありますが、セラピストでも内臓を評価することができます。

使い方としては、関節や筋肉の評価と合わせて評価する。
これができると評価の幅が広がりますね。

 

内臓筋肉反射とは??

 

その評価方法ですが、内臓筋肉反射という方法を使います。

 

内臓筋肉反射とは??

内臓と筋肉は深い関係性にあると言われています。

 

内臓がストレスや疲労を感じている場合、
その臓器と関連している筋肉などカラダの特定の部位に症状が出るというもの。

その症状は、筋肉の硬さであったり、筋力低下であったり痛みなど様々です。

 

これが、内臓筋肉反射というものです。

 

内臓筋肉反射のメカニズムとは?

 

内臓筋肉反射が起きるメカニズム!!

内臓筋肉反射は、内臓の状態が筋肉に出るということ。

 

なぜ筋肉に症状が出るのか??

 

自律神経と運動神経の2つの神経が内臓筋肉反射には大きく関与しています。

内臓は基本的に自律神経支配!!
つまり、自分で随意的に動かすことができない。
自分で消化しようとか食べ物を吸収しようとかしてないですよね…
だから不随的に動いているのが内臓です。

そして、内臓の特徴として、内臓は痛みの感覚受容器が筋肉に比べて少ないです。
だから、もし内臓にな何らかの不調やストレスを感じている場合でもカラダに症状として現れにくいです。

そこで、自律神経として脳まで伝えられた内臓の不調に対する情報を、運動神経を通して、感覚受容器が豊富にある筋肉に伝えてカラダの不調を伝えるものが内臓筋肉反射のメカニズム

 

つまり、内臓は感覚が鈍い。筋肉は感覚が鋭い。

筋肉に出る症状としては、筋力低下・筋緊張亢進・筋肉の痛みなどが症状としては多いです!!

 

臨床での内臓筋肉反射の使い方!!

 

内臓筋肉反射をどのように臨床に活かすか?

 

例えばの話ですが、

〇〇筋の筋力低下。

〇〇筋が筋力低下しているから筋トレをしっかりしよう。

確かに、〇〇筋という筋肉そのものに問題があれば、筋トレをしたらどうにかなるのかもしれません。

 

ですが、

もし、内臓の不調やストレスが原因で〇〇筋の筋力低下が起きていたらどうでしょうか?

いくら筋トレをしていても筋力は付かない。改善しない。

といった状況になってしまいます。

 

この上記のケースに必要になってくるのは、

〇〇筋の筋トレではなく、特定の内臓の状態を改善すること!!

 

〇〇筋の筋トレではなく、症状が出ている特定の臓器に負担が掛からない食事などの生活習慣の指導などが必要になってくるんですね。
または、内臓治療という方法もありますが…

 

もし、筋力低下している筋肉や筋肉の硬さがある場所の治療をしていて、一向に良くならない場合は内臓など他の要因があることが考えられるので幅広い知識が必要になるということです!!

 

内臓筋肉反射に使う内臓反射点を一部公開

 

ここからは、実際に特定の臓器に対して生じる各筋肉の部位について紹介していきます。

まず、代表的な内臓反射点ですが、

 

肝臓の状態は、右の母指球筋の硬さで確認することができます。

 

 

ここにも書いていますが、肝臓はお酒を飲んだ時に解毒の機能として作用します。

そのため、お酒を飲んでない時と飲んだ次の日で右母指球筋の硬さを自分のカラダを使って確認することもできます。

 

多くの人は、お酒を飲んだ日と飲んでいない日で右母指球筋の硬さが違うので確認してみて下さい!!

ポイントは、母指球筋は左ではなく必ず右の母指球筋です。

 

その他にも…

・心臓にストレス・疲労があると左の肩甲下筋に症状が出る。

・膵臓にストレス・疲労があると広背筋や上腕三頭筋に症状が出る。

・頭の使い過ぎ(脳の疲労)により棘上筋に症状が出る。

 

などなど…

これはほんの一部ですがこのような内臓と筋肉の関係があるんです。

 

勘違いして欲しくないこと

 

ただ勘違いして欲しくないことですが、

この特定の筋肉に症状があるから内臓が病気になっているということではありません。

 

内臓は少しのストレスや疲労でも症状が筋肉に出たりするので深く考えすぎる必要はないと思います。

 

また、特定の内臓に関連する筋肉に症状があっても、画像所見や血液データで必ず異常が出るというものではないのでその点は勘違いしないようにしてもらいたいポイントです!!

 

まとめ

 

  1. セラピストでも内臓を評価する必要がある
  2. 人間のカラダのほとんどは水分でできている
  3. 内臓筋肉反射によって内臓の状態を評価する
  4. 内臓反射点を一部公開
  5. 内臓筋肉反射と画像所見や血液データの結果は一致しない

 

セラピストでも内臓の評価はできます。

実際に僕も臨床で行なっていますが、内臓に問題がある人は非常に多いです。

 

内臓に関する知識があることで評価・治療の幅も広げることができるので是非参考にしてみて下さい!!

 

内臓についてもっと知りたい方はこちらから

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