痛みの治療がストレッチだけでは良くならない理由。

今回のブログ記事は、、
痛みの医療においてストレッチをしているだけでは良くなりませんよ。
って話をします。
多くの人は、痛みなど身体の不調を感じれば、インターネットで検索をします。
検索内容も、
「肩こり ストレッチ」
「腰痛 ストレッチ」
という様に、身体の不調があればとりあえずストレッチをするという考えの方が多いです。
確かに、ストレッチをして良くなる人もいるのが事実ですが、それだけでは良くならないこともあるということも知ってもらおうという機会にしようと思います。
目次
痛みの治療はストレッチだけでは良くならない
上記でも伝えた様に、
痛みなどの身体の不調があれば、ストレッチ方法を検索する一般の方が多いです。
そこで、押さえておくべきこととして、
- ストレッチの効果
- ストレッチのやり方
- ストレッチのデメリット
これらのことを理解してなければ、
ストレッチをすることが自分の症状に対して正しいのか、それともストレッチをしない方がいいのか。
という様に自分の症状から考えた対応が必要になってきます。
ストレッチをする効果について
- 柔軟性を高める
- 怪我予防
- ストレス軽減
- リラックス効果
- 筋緊張の改善
- 心肺機能(持久力)が向上
- 疲れにくくなる
この様な効果がストレッチにはあります。
この効果だけ見るとよって損はない様に思えますが、逆にストレッチばかりしていると怪我をしたり、スポーツ選手であればパフォーマンスを下げることもあります。
ストレッチのやり方について
- 静的ストレッチ
- 動的ストレッチ
- バリスティックストレッチ
- PNFストレッチ
ストレッチといっても、いくつか種類ややり方があります。
一般的なストレッチ方法としては、
静的ストレッチといって、ゆっくり反動を使わずに筋肉や腱をストレッチする方法。
これを多くの方が日頃行っているストレッチです。
基本的に、スポーツ選手であれば、競技の前に行うストレッチとしては、静的な持続伸張を加えるストレッチよりも動きの中でストレッチを行う様なダイナミックストレッチやバリスティックストレッチの方が効果的なことが多いです。
しかし、一般的な方においては、静的なストレッチによって身体の柔軟性を向上させていくことの方が必要になってきます。
ストレッチのデメリットについて
これが、今回の本題になりますが…
※動画で詳細を解説しているのでご覧ください。
ストレッチは、確かにしないよりした方がよく、ストレッチをして身体に柔軟性がある方が怪我をしたり身体の不調にもなりにくのは事実ですが、、
ストレッチをし過ぎたり、ストレッチばかりしていても身体の不調や痛みが改善されなかったり、返って悪くなることもあります。
上記の動画でも解説をしてますが、
ストレッチをすることで身体が柔らかくなり、柔軟性が向上します。
身体は柔らかければ柔らかいほど良いと思われがちですが、実際は、柔らかくなった分を自分の筋力を使ってコントロールができなければ、返って良くなるどころか悪くなることも考えられます。
つまり、
運動をしたり、自分の筋肉を使うこと。
これが大事になってきます。
常に筋肉や腱を伸ばし続けるのではなく、筋肉を使って自分の身体をコントロールし、広がった関節の可動域を自分の力をフルに活用して動かせることが必要になってきます。
ということで、、
しっかり自分の身体の筋肉も使ってあげて下さい。
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