筋膜?何じゃそれ?カラダの専門家が分かりやすく解説します!!

筋膜?なんじゃそれは?
って思われた方も中にはいらっしゃると思います。
聞いたことがある人もいれば初めて耳にする方もいらっしゃると思います。
前回のブログで腰痛の原因では「筋肉・筋膜」の影響がほとんどと伝えました。
これは、腰痛に限ったことではなく、肩こりや全く関係ない症状の方でも症状を改善をしていくためには、絶対に知っておくべき知識となります。
今回は筋膜について聞いたことがある人もない人もカラダの専門家として、誰でも分かるように分かりやすく解説します!!
筋膜とは?
まず、筋膜をインターネットなどを使って調べてみました。
筋膜とは…
- 「一つの筋または筋群の表面を包む結合組織の薄い膜。筋の滑動を助け、これを保護して一定の位置にゆるく固定するもの」
- 「筋肉や筋群,臓器,腺などを包む膜で,弾性線維をもつもの」
だそうです…笑
分かりました?
全然意味が分かりませんよね。笑
確かに説明としては上記に書いてある通りなのですが、上記の内容を分かりやすく動画で解説します↓↓
筋膜が硬くなったり伸びなくなってしまうと…
上記の動画でも説明させて頂きましたが、筋膜というのは筋肉の周りを取り囲んで知る膜のことです。
筋膜は一番外側を覆ってるもので、筋膜より内側には筋肉・骨・神経・血管などカラダにとって必要不可欠なものがたくさん含まれています。
もちろん内臓や頭蓋骨という頭の骨も全て膜で覆われています。
そのため、カラダの一番外側にある筋膜が硬くなったり伸び縮みしなくなったりしてしまうと、筋膜より内側にある筋肉、神経、骨、靭帯、血管、内臓、頭蓋骨など全ての物を圧迫し続けてしまう状態になってしまいます。
例えば…
- 自分の指を輪ゴムできつく縛る → 輪ゴム(筋膜)
自分の指(筋肉・神経・血管・骨など) - サランラップの構造 → サランラップ(筋膜)
サランラップの芯(筋肉・神経・血管・骨など)
輪ゴムを指に巻いて遊んだことがあるのは僕だけかもしれませんが…笑
とりあえず「外側にあるもの(筋膜)が硬くなったり、伸びなくなってしまうことで内側にあるもの(筋肉・骨・神経・血管など)まで硬くなり、ずっと圧迫した状態にしてしまう」わけです。
この圧迫した状態が続いたり、そのまま動いたりすることで、痛みが出たり、痺れが出たりするわけです…
筋膜は全身のボディースーツ!!
筋膜についてもう一点付け足し…
筋膜は肩だけにある。腰だけにある。頭だけにある。顔だけ…足だけ…
そういうものではなく全身にあります!!
そして、全身繋がっています。↓↓
まとめ
まとめるとこんな感じですかね…
- どんな症状でも筋膜は無視できないほど大事!!
- 筋膜の内側にはカラダを構成する上で全て必要不可欠なものばかり。
- 筋膜が硬くなると内側にある色んな物を圧迫して痛みや痺れがでる。
- 筋膜は全身繋がっている(全身ボディースーツ)
また、分からないことや疑問点などあれば気軽に質問して下さい。
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