絶対に意地でも国家試験に合格したい理学療法士の学生諸君へ。

もうすぐ理学療法士国家試験。
今年、国家試験を受験される方は必死に勉強されていることだと思います。
そこで、今回は、国家試験を受験される方のために自分の国家試験を受験した時の合格まで至った経緯や勉強方法をご紹介しようと思います。
国家試験を受験される方は参考までにどうぞ。
目次
自分が受験した時の国家試験
自分が受験した時の国家試験の合格率は、
74.1%
比較的、理学療法士国家試験は毎年合格率が高い国家試験のため、この自分が受験した年は例年と比較して難しかったと言われた年でした。
自分の学校でも、30人くらい受験しましたが、6〜7人は合格できなかった覚えがあります。
ですが、考えてもらいたいのが…
10人いたら7人は合格しているという事実です!!
いくら合格率が例年と比較して下がっても、問題が難しくなったと言っても、10人に7人は合格しているということです。
だから、全然ビビることはないし、
普通に当たり前のことを当たり前にやっていたら合格できるのが理学療法士の国家試験です。
学生時代の自分の国家試験の勉強方法
自分が通っていた養成校は、国家試験が近づくと、10時まで学校を開けて勉強をする時間を設けたりと学校も様々な対策をしていた。
そして、最近の流行りか分からないが、
- 国家試験の勉強はグループでまとまって団結して勉強する。
- 分かる人は分からない人に教える。
- 絵を描いて覚える。
自分の学校は、この3つを半強制されていました。
でも、実際に自分が取った行動としては、
- 個人プレーで勉強する
- 出来る人で集まって勉強をする
- 定時になったらさっさと学校から帰る
- 絵を描くのは自分が必要と思った内容だけ
完全に自分でルールを決めていました。
でも、自分はこの方法で勉強して良かったと思っています。
めちゃめちゃ勝手なことしていたので教員には怒られていましたが…笑
でも、模試でも点数は取っていたので説得力はあったのかなww
実際に人によって合っている勉強方法、合わない勉強方法は存在します。
そのため、自分に合った方法で勉強することが大切。
でも…
勉強が苦手な人は、出来る人や教員に頭を下げて勉強する以外合格する道はないと思います。
そして、よく見かけるのが、出来ない人が集まって勉強している人が多いですが、出来ない人同士集まっても絶対に勉強はできるようにならないし、点数も上がりません。
点数が取れていない人は人に助けを求めるのが1番手っ取り早いと思います!!
国家試験の2ヶ月前にやっていたこと
国家試験の2ヶ月前。
何をしますか??
自分の場合は「過去問10年分を全部1問1問解き直す。」
これを徹底していましたね。
実際に毎年の国家試験を見ていても、ベースとなっているのは間違いなく過去問題です!!
そして、1問1問というのも5択の1つ1つの問いに対して。
分からない言葉があれば調べる。分かる人に教えてもらう。
国家試験の過去問題を解いて問題の出題傾向やパターンを再確認する。
過去問題を徹底的にやり込んでいたら勉強が苦手な人でも合格できる可能性は全然あります。
実際に僕の知り合いで、模試では合格点を20〜40点くらい下回った点数しか取ったことがなかったが、実際に本番で合格点を取って理学療法士になった人は結構います。
だから、まだ諦める必要はない。
そして、点数が現時点で取れていない人は、何をしたらいいかと聞かれたら間違いなく過去問題です。
全部引っ張り出して勉強したら結構どうにかなるものです。
ですが、これは極論で、
本来は1つ1つ普段から勉強しておくのがバタバタしないコツですけどね…
国家試験合格のための戦略
とりあえず、国家試験を合格しないと理学療法士としてのスタートラインにも立てない訳なので、まずは国家試験に合格することが大前提です。
そして、理学療法士の国家試験は、看護師などと違い、168点取れば合格です。
168点以下であれば不合格です。
だから、168点を取るための方法をしっかり考えないといけません。
- 点数の取り方
- 勉強の仕方
- 試験の時間の使い方
もうすぐ国家試験。
自分の場合、224点で問題なく合格できた。
国試終わって採点しなくても合格している確信あった。1問目からクソ真面目に解く人いるけど、出来るところから解くのが秘策。
脳の構造上、難しい問題からやってしまうと本来出来ていた問題まで難しく考えて間違ってしまったりする。
— 薬師寺 偲 Shinobu Yakushiji (@gmawgmaw) December 22, 2017
まずは、問題を解く順番。
1問目から解かなければいけないという決まり事はありません。
だから、問題は自分の得意なところや分かるところから解く。
そうすることで、脳が柔軟に働くようになり、難しい問題も意外と解けたりということが起きます。
逆に難しい問題から解いてしまうことで、本来解けていた問題も難しく考えてしまったりします。
人間の脳の構造はこんな感じにできているんです。
国家試験の問題は1点問題と3点問題があると思うけど…
確実に大事なのは3点問題。
3点問題が7割取れたら受かったようなもの。だから、圧倒的に時間は3点問題にかけるべき。
自分も試験時間の大半は3点問題に時間を使った。そして、迷った時は直感。
人間の直感は意外と当たっている事多いし。— 薬師寺 偲 Shinobu Yakushiji (@gmawgmaw) December 22, 2017
そして、3点問題に時間を圧倒的にかけるべき。
3点問題で7割取れたら、ぶっちゃけ合格したようなものですよ。
逆に3点問題取れないと結構きついし、取り返すのも大変だからね…
後は、直感かな。
ふざけているようでクソ真面目。
人間の直感ってめちゃくちゃ大事で、意外と考えすぎると間違えて正しい判断ができなくなるというのも心理学などでも言われている有名な話ですね。
臨床では「考える力」や「応用する力」とか必要になるけど…
国家試験などの試験は、点数を多く取った人間が偉いし、合格できる!!
だから、点数を取るための戦略を立てる必要がある。まずは合格するための勉強が大前提。
出題頻度の少ない分野や問題数が少ない分野は全部捨てるのも1つの戦略。
— 薬師寺 偲 Shinobu Yakushiji (@gmawgmaw) December 22, 2017
とりあえず、国家試験は点数を取れる人間が偉いです。
働き始めたら、色んな働き方があるし比較するものではないですが、国家試験に関しては、点数を取った人が合格するし、点数を取れなかったら不合格です!!
だから、点数を取るためにどうすればいいのかを考えましょう。
まとめ
紹介したのはほんの一部ですが、点数を取る方法はネットで調べたらいくらでも出てきます。
でも、国家試験2ヶ月前は間違いなく過去問題は大切なため、今年受験する人、今後受験する予定の人は参考にしてみて下さい。
最新記事 by 薬師寺 偲 (全て見る)
- 【臨床ガチ大学】〜業界No.1のコスパで運動療法・トレーニング・機能解剖学が学べるマガジン〜 - 2020年5月3日
- 股関節の整形外科テストのコツ(股関節前面筋群の評価) - 2020年4月16日
- 教科書には書いてない。臨床で効果的な大殿筋のオリジナル運動療法。 - 2020年1月28日