もし自分が学生時代に戻ったら絶対する3つのこと。

理学療法士になって、臨床をやっている現在ですが、
もう戻れないけど、学生時代にもう一回もし戻れるとするならば何をするか。
正直、学生の時って時間はあるけど何していいか分からないのが正直なところ。
- どうしていいか分からない
- 何かしたいけど何していいか分からない
そんな学生諸君に参考にしてもらえればと思い記事にして見ました。
学生じゃなくても、新人セラピストとかは特に参考にしてもらいたいですね!!
そして、今回は学生に戻ったら迷わず行うことを3つに超シンプルにまとめました。
その1 「基礎分野を徹底的に勉強する」
学生の時に行った実習。
- 手技やテクニックを使っているセラピストがカッコ良く見える。
- 実習先のセラピストに手技を進められる。
- 自分も臨床に出たらテクニックを使いたい。
誰もが1度は、こんな経験があるはず。
特に、そういった憧れは、学生や新人セラピストに多いです。
セラピストであれば、誰もが1度は、徒手療法をやっているセラピストがカッコよく見えるし、極めたくなるもの。
でも、実際に1番大切なのは解剖学・運動学・生理学。
普段どんな勉強してるんですかって聞かれるけど、
基本的に学生の時よりちょっとだけ基礎分野を深掘りして勉強しているだけ。— 薬師寺 偲 Shinobu Yakushiji (@gmawgmaw) April 12, 2018
そして、こんな偉そうなこと言っている自分も1年目の時に徒手療法を極めに掛かって、臨床で何やってるか分からない時期があったのも事実ww
運動学・解剖学・生理学分かってなくても、
ぶっちゃけ誰がやっても手技やテクニックなどは効果が出るもの。
でも、なんで効果が出ているか分からない。
理由は簡単で、運動学・解剖学・生理学を分かってないから。
だから、
- 自分がやってることが分からない
- なんで効果が出たのかも分からない
何の手技も使ってないと、カッコ悪いように思われることもあるし、バカにして来る奴もいるけど…
本当に本質を分かってる人には、絶対に理解してもらえる。
セラピストにとって、これから何年経っても間違いなく1番大事なのは基礎分野だし、それを分からない人とは取り合わない方がいい。
— 薬師寺 偲 Shinobu Yakushiji (@gmawgmaw) April 13, 2018
そして、「臨床出て最初の3年は基礎分野以外やる必要がない。」
こうやって言われる先生もいます。
これもその通りだと思います。
まあ最初の3年に限らず、経験年数が10年以上のセラピストでさえ、基本的に基礎分野を深掘りした勉強しかしないと言われている人も多く、どんな人の意見を聞いても基礎分野が最も大事なことが分かると思います。
そして、自分自身もどんな勉強してるんですかって質問されますが、「基礎分野をちょっと深掘りして勉強しているだけ」です。
だから、学生さんや新人セラピストであれば、
まずどんな勉強をしたらいいかというと、
解剖学・運動学・生理学の参考書がボロボロになるまで読み倒す
これですかね。
マジで、基礎分野以外やる必要ないと思います。
あっでも、
基礎分野にプラスしてこういったことも勉強しておいたら間違いないかも。
【PTが勉強しておくべきこと】
・触診
・機能解剖学
・バイオメカニクス
・運動学
・生理学
・理学所見の正確性
・病態の知識
・エビデンス
・理学療法評価、治療
・エクササイズの選択
・動作分析
・人間力これが臨床上大切。
回り回って基礎が一番大切。
— 吉田直紀〜理学療法士〜 (@kibou7777) August 28, 2017
10年以上理学療法士やっているセラピストが言っているので、おそらく基礎は間違いなく最も重要なんでしょうね。
そして、基礎分野はすぐに劇的に変わるような効果は出せませんが、コツコツ積み重ねることで、年数が経てば立つほど分かることが増えるし、臨床が楽しくなると思います。
その2 人脈を作る
この人脈を作るってバカにしてる人いるけど、
人が変わるきっかけは、2つだけ。
- 人との繋がり
- 本からの情報
1人では何もできないし、人脈を作る方が、有益な情報を仕入れることが出来るし、可能性が広がります。
まあ人脈といっても、なりたい自分に近い人達と繋がることで、誰でもいいというわけじゃないですが…
学生であれば、
「現役で働いているセラピストでSNSなどを使って繋がる」
新人セラピストであれば、
「全国で活躍するセラピストと繋がる」
どうしても、自分の周りで起きている出来事や、自分の周りにいる人間だけが全てだと思いがちになりますが、全国を見渡して見たら面白いことやってるセラピストめちゃくちゃいますよ。
そして、西日本在住の人限定とさせてもらっていますが、
学生とセラピストが繋がれるオンラインsalonを運営させてもらっています。
今度5月末に、学生とセラピスト合流の飲み会も開催します。
学生が8割。現役セラピストが2割。
こんな割合ですww
めちゃくちゃ学生さんいます!!
そして、無料です。笑
西日本在住の学生とセラピストが繋がるオンラインサロン
その3 情報発信をする
情報発信。情報発信。
そんな言葉を1度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
自分も最初は、情報発信を超バカにしてたし、やったところでどうなるんだ…
という感じでした。
でも、現実問題として、
ネットが普及して、ネットの世界で、情報発信をしてない時点で存在してないのと同じ様なものです。
そして、自分が思うどうでもいい情報も、
誰かにとっては、必要な価値ある情報だったりするわけで、それを続けていると誰かが見てくれるし、必要としてくれるわけです。
方法は、Twitterでもブログでも、Facebookでも何でもいいです。
思っていることがあれば発信するべき。
発信をすることで、自分のやりたい事に協力してくれる人がいたり、応援してくれる人がいます。
情報発信を続けていると、
数年前の自分からは、考えられなかったことが次々と起こるわけです。笑
プロ選手からパーソナルトレーニング依頼があったり、一般の方から健康教室の依頼があったり、学生さんからセラピストの働き方や技術・知識についての相談を受けたり、野球少年にセミナーやったり。
正直、数年前は、小学生にセミナーをするとか1ミリも想像出来なかったですww
本当にありがたいことに色んな方から仕事を依頼してもらうことも増えてきました。
これも情報発信をしてなかったらあり得なかったことです。
自分がどうでもいい情報は、誰かにとっては以外と貴重な情報だったりするんです。
まとめ
- 基礎分野に絞って勉強する
- 人脈を作る
- 情報発信をする
この3つを学生のうち、新人のうちにやって、色々行動していたらマジで色々と自分でも想像も出来ない自分に変わっていくことができます。
学生さん、新人セラピストの人には是非参考にして見てくださいね!!
最新記事 by 薬師寺 偲 (全て見る)
- 【臨床ガチ大学】〜業界No.1のコスパで運動療法・トレーニング・機能解剖学が学べるマガジン〜 - 2020年5月3日
- 股関節の整形外科テストのコツ(股関節前面筋群の評価) - 2020年4月16日
- 教科書には書いてない。臨床で効果的な大殿筋のオリジナル運動療法。 - 2020年1月28日