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身体における「外旋筋群を使った外旋の動き」の重要性について紐解く。

 
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愛媛松山市の理学療法士。病院に行かない文化を作り、健康に関するリテラシーを高めることをコンセプトに、痛み・スポーツ障害・姿勢改善・動作改善のコンディショニングを行なっています。一般向け・セラピスト向けに日常生活や臨床に役立つ身体に関する健康情報などを配信しています。詳しくはプロフィールまで…
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今回は、、

身体における外旋動作についての解説をします。

 

外旋の動きというと、、

下肢など外旋パターンになり、変形性膝関節症を始めとるする疾患において、外側荷重になってしまうという状況になっているケースが臨床でも非常に多く感じます。

 

しかし、、

上肢においても下肢においても外旋の動きはとても重要な動きになってきます。

 

この外旋の動きの重要性についての解説をしていきます。

 

身体における外旋の動きについて

 

 

臨床をやっていて、、

外旋の動きって大切だなって感じてます。

 

この外旋の動きに関しては、上肢も下肢も共通して重要になります。

下半身の外旋の動きに関しては、 変形性膝関節症などで多いパターンとして下肢の外旋パターンが目立つ方も多いと思います。

 

しかし、、

ここで言いたい外旋の動きに関しては、

関節疾患で多い外旋パターンのことではなく、外旋筋群をしっかり働かせることです。

 

上肢の外旋の動きについて

 

 

上肢の外旋筋群において特に重要になってくるのが、、

  • 前鋸筋
  • ローテーターカフ

 

この2つが上肢においては重要になってきます。

 

上肢で多い疾患として、五十肩(肩関節周囲炎)や腱板損傷があります。

この上肢の疾患の診断名が一緒であっても、人によってはローテーターカフが原因になっていたり、人によっては肩関節の前面が原因になっていたりと人それぞれ原因が違っており、個体差があるわけです。

 

しかし、、

多くの肩関節疾患を始めとする上肢の疾患の方に共通していることがあります。

 

それは、、

肩関節や上肢を内旋させた状態で使うこと

 

臨床をしていても、肩関節や前腕を内旋させた状態で上肢を使う人の多さを感じており、外旋させたポジションでも使えると問題はないんですが、多くの方は肩関節や前腕を回外させた状態で使用できなくなってしまっています。

 

<肩関節を内旋位で使用するデメリット>

  1. 猫背姿勢
  2. ヘッドフォワードポスチャー
  3. 肩甲骨の外転固定
  4. 脊柱の屈曲アライメント
  5. ローテーターカフの機能低下
  6. 小胸筋・大胸筋のタイトネス
  7. 肩関節全体の安定性の低下

上記の様な状態に肩関節を内旋させた状態で使い続けることで至ってしまします。

 

人は習慣の生き物なので、、

普段から使っている関節や筋肉の使い方が習慣になるため、使わない機能はどんどん低下してくるという特徴があります。

 

そして、、

肩関節の機能解剖学から考えても、

肩関節を内旋させるということは、運動連鎖として、脊柱の屈曲や肩甲骨の外転方向への可動があるわけなので、肩関節自体(肩甲胸郭関節)が不安定な状態になってしまう状態になるわけです。

 

つまり、、

 

肩関節を使用する上で大切になってくるのは、

  1. 肩関節を外旋できること
  2. 前腕を回外ができること

 

この2つがポイントになってきます。

 

この外旋の動きで必要になってくるのが、上記で紹介した前鋸筋やローテーターカフになります。

 

臨床をやっていても多くの方がローテーターカフが効いてない状態。

外旋筋を働かせて肩関節を始めとする上肢を使えるようにアプローチしていくことが1つ目標になってくる部分になってきます。

 

※動画で解説しているのでご覧下さい。

 

以前のブログでも前鋸筋についての記事を書いているのでご覧下さい↓↓

肩関節から体幹にかける筋肉で最も重要な筋肉とも言える「前鋸筋」についての機能解剖学と理学療法。

 

上肢の外旋筋群のエクササイズ

 

 

 

 

上記の様なエクササイズをしっかり行うと、

上肢の外旋筋群を使用した状態で肩関節を使用できるわけなので肩関節が安定してきます。

 

是非参考にしてやってみて下さい。

 

下肢の外旋の動きについて

 

 

下肢の外旋の動きについてですが、、

下肢の外旋パターンと聞くと、骨盤は後傾して、脊柱は屈曲して、股関節が外旋している状態。

 

こういった状態がイメージされると思います。

 

このような、、

ただ下肢が外旋しているだけなら、殿筋群は常に短縮した状態にあるため萎縮します

 

<殿筋群が作用しないデメリット>

  1. 殿部の萎縮
  2. 下肢の安定性低下
  3. 股関節屈曲制限
  4. 膝関節への負担増加
  5. 腰椎への負担増加
  6. 脚の外張り
  7. 二関節筋を使用した動作

 

この様にデメリットが多いです。

 

しかし、、

本当の下肢の外旋の動きは、、

 

ただ下肢が外旋するのではなく、

股関節外旋筋群を働かせて下肢全体を外旋させること。

 

この股関節からの外旋の動きが行えるようになると下肢全体が安定します。

 

下肢の外旋の動きに大切なのが、、

  • 大殿筋
  • 深層外旋六筋

 

この2つの筋肉の働きが下肢を外旋させる上ではポイントになってきます。

 

下肢の外旋筋のエクサイズ

 

 

 

大殿筋の作用は、股関節伸展の動きが有名です。

ですが、臨床では股関節外旋筋として大殿筋を使えることが重要になってきます。

 

上記の動画を参考にしてみて下さい。

2つともに外旋筋群をしっかり使った状態でのエクササイズです。

 

まとめ

 

まとめると、、

上肢にしても下肢にしても外旋の動きが重要ということです。

 

教科書や文献にはあまり書いてないような内容かもしれないですが、臨床をやっていて外旋の動きが大切ということはつくづくと感じているので参考にして頂ければと思います。

 

 

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